クイーンのリマスター

クイーンの初期5枚が先日リマスターされて発売された。
ビートルズと同じく、中々本国で正式にリマスターされなかったアーティストであって、2000年
頃に日本独自にリマスターしたものが出ていたけれど、正直、音圧を上げただけで、音割れはして
いるし、結局必死に集めたけれど、殆ど聞かなかった。
元々オーヴァーダビングを重ねに重ねたグループなので、それを音圧だけ上げた様な音にしてしま
っては、聞いてると苦しくなってしまう。
今回、さすが満を持しての発売であって、聞いてみると凄く鮮明な音に変わっていて、一つ一つの
音が丁寧にマスタリングされている気がする。
これなら、聞いていても疲れない。ちゃんとアナログっぽい音感も入っているので、これはこれで
成功していると思う。

クイーンを初めて聞いたのは、何を隠そう「フラッシュゴードンのテーマ」のシングルだった。
なので、アルバムで言うと「ザ・ゲーム」がでた後かな?
で、そのレコードがほしくて、おやじとレコード屋さんに行ったのだけれど、なかった。
仕方がないので諦めて帰ろうとしたら、レコード屋さんのおばちゃんが「シングルはないけど、
今度出たこの人たちのベスト盤が安いよ。いっぱい曲入ってるし。」と勧めてくれたのが、「グレ
ーテストヒッツ」。当時アルバムが2500円。しかも少し曲が多く入っていたり、パッケージが豪華
なベスト盤なら3000円くらいしていた時代。この「グレーテストヒット」は17曲も入って、2000
円。それでも、小学1年生の小生には高価なものだったけれど、おばあちゃんが「これがお年玉の
代わり」と言って買ってくれた。
しかし、レコード屋さんのおやじは「レコードは曲がいっぱい入っていて、音が良くないから
、ミュージックテープがお勧め」と言って、いいなりでこのミュージックテープを買ってもらった。
今思えば、レコードに音がいっぱい入ったら、音が悪くなる、という事実を初めて知ったのもこの
時だったような気がする。
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元々このベスト盤は、英国、米国、日本とそれぞれ収録曲が異なっている。
クイーンはちゃんと、その国にあわせてベストを作ったのである。ベースは一緒なのだけれど、
日本盤が一番曲も入っていて、お得盤だとおばちゃんも言っていた。
その時は、日本で出ているものが全てであって、海外で収録曲が異なるとか、そんなことは全く
頭になかったのだけれど。
その後CDが出てきたときに、当時3200円のCDは、英国版仕様になっていて、これより3曲少な
い14曲だったので、買わなかった。

今回、オリジナルアルバム5枚と、このグレーテストヒッツを購入した。
残念ながら当時のミュージックテープとは少し収録曲が違うけれど、今度このテープのとおり
に編集してみようと思う。「アンダープレッシャー」は8曲目だな、やっぱり。
自分にとってのクイーンとは、このベストアルバムの曲順、である。
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by hirowilbury | 2011-05-04 16:11 | 音楽