R.ストーンズ「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」

ストーンズの数アルバムの中で、一番何が好きか?と聞かれると、誰もが困ってしまうと思われる。
何せ、デビューして今年で48年、発表して来たアルバムも、何十枚とある。
いわゆる世間一般で言うと「ベガーズ・バンケット」とか「レット・イット・ブリード」、「メインストリートのならず者」とかが、よく名盤紹介などに載っている。
素晴らしい。一番ストーンズで脂が乗っていた時期のレコードなので。

しかし、個人的に「好きなレコードは?」と聞かれると、間おかずに「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」と答える。1965年に出たデッカ時代のアルバム。
↓米国盤「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」。
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このレコードを買ってもらったのが小生小学4年のとき。
前にも何かで書いた記憶があるのだけれど、ストーンズのアルバムを1枚買ってもらえる事になって、レコード屋さんに行って買ってもらった初めてのストーンズのアルバムである。
学校が休みの日の昼から、確か廉価盤LPか何かで1750円。
買ったLPは収録曲こそ同じだけれど、日本独自の曲順で1曲目が「サティスファクション」。
大好きな「ラスト・タイム」も入っている。
しかし、通して聴いてみるともう一つピンと来ない。
しかし、大枚はたいて買ってもらったLP、良さが分らないのは悔しいので、何回も何回も聴いた。
ようやく、1曲1曲の違いや、良さが分ってきたのが、サザエさんが終わる頃(笑)
多分、その日だけで、20回以上は聴いたと思われる。
それ以来、色々とストーンズのアルバムは聴いたし、その後の新譜も聞いたけれど、今でも一番好きなLPはこの「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」。
「マーシー・マーシー」とか「ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラブ・イズ」とか「グッド・タイムス」とか、いいんだわ、これが。殆ど、他人のカヴァーだけれど。
初期は、R&R、R&Bのカヴァーの方が、ミック・ジャガーの歌唱は良いんだな、これが。
「マーシー・マーシー」を聴くと、ミックって、ドン・コヴェイのボーカルに影響をモロに受けたのでは?と思ってしまうくらい、ドンのボーカルにそっくり(笑)
ドン・コーヴェイのアルバムは、何枚か買ったけれど、やっぱり、ミックそのもの。
いや、ミックがドン・コヴェイそのもの、なのね。
以下、聞き比べてみてください。

↓ストーンズ「マーシー・マーシー」
http://www.youtube.com/watch?v=TwFFHfLj4oQ&feature=related
↓ドン・コヴェイ「マーシー・マーシー」
http://www.youtube.com/watch?v=FEqZuFh_pdk&feature=related

ややこしいのだけれど、この「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」は米国、英国でアルバムジャケット、収録曲が異なっていて、しかも英国盤「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」は、米国盤「ディッセンバーチルドレン」のアルバムジャケと同じ。うむ、ややこしい。
↓英国版「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」。ジャケと収録曲が米国、日本と異なる。
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↓米国発売「デッセンバーチルドレン」ジャケは、英国盤「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」と同じ。
 しかし、収録曲が異なる(笑)
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日本盤は米国盤に準じていて、ジャケット、収録曲は同じ。曲順が違うのね。
英国の「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」は、米国「ディッセンバー~」と米国「アウト・オブ・アワ・ヘッド」を足して2で割った感じ。これはこれで味があって好きです。

日曜の午後に、このレコードを聴くと、買ってもらった当時、昼からこのレコードばかり聞いていたことを今でも思い出します。
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by hirowilbury | 2011-10-23 17:54 | 音楽