カテゴリ:ビートルズ( 24 )

昔、小生は小学4年から、中学、高校の6年、社会人になってからの2年間、合わせて12年間陸上部に所属していて、ずっと走っていた。
よく続いたなあと思う。勿論、数知れないほどの大会にも出場した。
小さいのもあれば、大きな大会も出場している。
しかし、今思い出してみると、実は自分の中で覚えている試合というのは数知れている。
それなら、覚えている試合がどういうものかと言うと、優勝したとか、記録が良かったとかそういう類のものも中には確かにあるけれど、結局殆どが自分が「本気で取り組んだ」とか、「本気で意を決して走った」、というものだけである。

他の試合は、本気ではなかったのか、と聞かれると、決してそういう事はなくて、それはそれで必死に優勝しよう、高タイムを出そう、と取り組んだ筈である。そして、その中には確かに優勝したレースもあっただろう。しかし、当の本人は覚えていなくて、実は周りの人間のほうが覚えていたりする。不思議だけれど。

それは、その試合の日が何か特別な日だったとか、相手が余程の強豪だったとか、そういう類のものであって、結局、小生は「何かきっかけが無いと、本気で取り組まなかった」という怠け者だった、ということになるのだろう、きっと。正直、今思えば「何か自分を追い込むもの」とか、「ギリギリ限界」なんかの理由がないと、やらない。
結局、瀬戸際にならないと、本気にならないのである。
やはり、小生は基本、怠け者だったのだろう、きっと。

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ポール・マッカートニーが今年、ビートルズがデビューしてから50周年、年齢も70歳という節目の歳を迎えた。

ということは、当たり前だけれど20歳でデビューした、ということになる。
そして、20代のポールは約8年をビートルズのポールとして活動した。そして、1969年、ラストであり、彼らのベストアルバムである「アビイ・ロード」を発表して、ビートルズは解散した。
このレコードは、既にバラバラになっていた3人にポールが呼びかけ、ビートルズの最後の力を集結して作成したものだけれど、メドレー終盤に入っているポール作「キャリー・ザット・ウェイト」は、以下のように歌われる。

「君はその重荷を背負っていくんだ
 これからの長い人生 ずっと
 君はその重荷に耐えていくんだ
 これからの長い人生 ずっと」
   "CARRY THAT WEIGHT"/ from「ABBEY ROAD」

このレコードは、「ビートルズの最後になるだろう」と4人が分っていたからこそ完成したレコードであるけれど、B面のメドレーなどは、ポールの力によるところが大きい。
ポールが飽和状態になるくらい、力を入れて作ったレコードである。
そして、そこにポールが他の3人に向けて書いたと思われる上記の歌がある。
しかし実質、ビートルズ解散後、この「重荷」を背負う事になったのは、他でもないポール・マッカートニーである。他の三人は、自分の音を、ソロアルバムとして出せば、ビートルズ以外の音に仕上がった。ジョンはジョンの、ジョージはジョージの、そしてリンゴでさえリンゴの音を作り出した。
そして、他の3人はそれで世間やファンからは絶賛されたのである。

しかし、当のポールは困った。
ポールがソロでやっても結局「ビートルズみたい」になってしまう。
それはそうだろう、暴言を承知で言うと、「ビートルズの音はポールの音」だったのだから。

しかし、元々意地っ張りな所がある人だから(だから好きなんだけど)、意地になって自分の音を作ろうとした。自分の新バンド、ウィングスを結成して、しばらくしてようやく「自分の音」が固まって来て、いよいよ次の新作でいよいよウィングスが飛躍する、というタイミングでレコーディング直前でバンドメンバーに脱退されてしまう。しかし、残ったメンバー(といっても、妻のリンダを入れて3人)で作り上げたのが「バンド・オン・ザ・ラン」である。ここでのポールの本気度は異常である。ここは以降の自分の活動が、生きるか死ぬか、という瀬戸際だったと思われる。
殆どの楽器を自身で演奏していて、しかも、ポールが病気になってしまうほどの緊張感を持って制作された。

その後のウィングスは軌道にのって、向うところ敵なしだった。
そこからのポール活動、活躍は、間違いなく第2期黄金時代と言ってもいいだろう。
作品も非常に安定した、質の高いレコードが生み出された。

ポールという人は「ノリに乗っている」時は勿論、安定したアルバムを作る。
ノリに乗っているのだから当たり前なのだけど。しかし、その「安定」がずっとポールを聴いてきた人間からすると、物足りないように思えてしまう。
勿論、ポール自身は良い作品を制作しようとして、アルバム制作に着手しているはずである。
手を抜いているつもりは、これっぽっちも無いはずである。
しかし、ファンから見ると変に作品に余裕を感じてしまうのだ。ポールという人は、才能が有り余っているから、適当にササっと作品を作っても、他人の平均以上のものが出来上がってしまう。
出せば売れる、そして世間から絶賛される。
しかし、我々ポールファンからすると、「あれくらいで、ポールを絶賛されちゃ困る。もっと凄いのよ、彼は」という葛藤が生まれる。

ポールが「傑作」を生み出す時には、必ず直前に何か事件が起こる。
それはポール自身のやる気、本気に火を点けさせるような出来事が多い。
「アビイ・ロード」、「バンド・オン・ザ・ラン」、そしてウィングス解散の危機で制作され起死回生とになった「バッグ・トゥ・ジ・エッグ」、ジョンが亡くなって最初に発表された「タッグ・オブ・ウォー」、80年代のスランプから起死回生の一撃「フラワーズ・イン・ザ・ダート」、制作前に妻のリンダのガンが発覚した「フレイミング・パイ」、初めて離婚問題に直面した「カオス・アンド・クリエーション・イン・ザ・バック・ヤード」など、傑作が発表される前には、必ず彼を奮い立たせるような事件が起きている。
結局、彼は瀬戸際、追い込まれないと本気にならない。
当の本人は、「本気」も「本気でない」もないのだろう、きっと。
おそらく、本人は普段どおりにやっているはずなのだけれど、その辺が天然なのである、ポールは。

ポールの新作は、「キッシーズ・オン・ザ・ボトム」というタイトルで、昔のスタンダート・ナンバーをポール自身がカバーしたものである。
小生もジャズ・ボーカルのアルバムは良く聴く。
しかし、やっぱり、ポールが歌っているだけでジャンルは関係なくなるのね。
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演奏も「ジ・インチ・ウォーム」でアコースティック・ギターを弾いている以外は、演奏は他人に任せて、歌うことだけに徹している。プロデューサーもトミー・リピューマであって、基本的に「歌手・ポールマッカートニー、スタンダートナンバーを歌う」というレコードである。
ジョン・レノンも「ロックン・ロール」を同じような手法で作成したけれど、そのポール版かな?今回は、ロックンロールではないけれど。
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「ロッド・スチュワートなどが、同じ類のレコードをシリーズで出したから、自分もやりたかったんだけど、先に出されちゃってね」というようなポールの話も載っていたけれど、昔からポールのアルバムにはこういう鼻歌的な作品が入っていたりしたので、ポールファンは慣れてるのね、こういうのに。
「マイ・ヴァレンタイン」は美しい。繰り返し聞いていたら、ビル・エヴァンスの「枯葉」のメロディーが浮かんで来る。
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こういうレコードが出る、ということは非常に今のポールは、ノリに乗っていると思われる。
非常に安定したレコードである。
正直安定しているから安泰、だけれど、ポール、あのね・・、という気も正直ある。
今回、世間では賛否両論になっているみたいだけれど、小生としては、「70歳の記念に自分の好きな事をさせてあげたら良いのでは?」と思っている。
そういう意味では、ポールは元気でやっているのだから、それでいいじゃないか、というのが小生の結論である。
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年内にはもう一枚今度はオリジナル新曲を収録したロック・アルバムが出るそうである。
次は「ノリに乗ったポールの大傑作」をお願いします。
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↓新作のプレス向けVD
http://www.youtube.com/watch?v=cW6RH2bOwd8
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by hirowilbury | 2012-02-11 23:39 | ビートルズ

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弟子「師匠、リンゴのニューアルバムが出ました。前作"Y NOT"から1年半振りです。スパンはやっ!」

師匠 「ふむ、リンゴが非常に活発じゃのう。2000年に入ってからのリンゴの創作意欲は凄まじいのう。」

弟子 「はい、師匠。2000年に入ってから、オリジナル4枚、例のオールスターバンド絡みのライヴ盤が8枚、ベストが1枚と、なんだかはちゃめちゃ状態です。」

師匠 「ふむ、なんだかヤケクソじゃ。しかし、オリジナル・アルバムの内容は非常に安定した優れた作品が多い気がするのじゃが・・・」

弟子 「はい、師匠。非常に過小評価されていると思います。70年代のソロ全盛期より、作品数も圧倒的ですし、優れた作品も多いんです。が、しかし、悲しいかな、ヒットしない。リンゴの人柄からか、新作を出すとファンからは温かく迎えられるんですが、思ったように売れないんです。」

師匠 「ふむ。しかし、ヒットしなくてもこうやって作品を出してくれたら、ファンとしては嬉しい限りじゃ。遠い友達から手紙が届いて、元気にやってますよ、的な。それで良いのじゃ。ああ、リンゴちゃん、好きよ。」

弟子 「き、気持ち悪いです、師匠!。今回のアルバムタイトルが"2012"という、なんだかGメン'75、カルメン'77みたいに、少しかっこ悪い気がするんですが・・・。」

師匠 「ふむ、リンゴちゃんにも今年こそ、っていう期するものがあるんじゃろ。今年はビートルズがデビューして50周年じゃからのう。と、同時に自身の芸能生活50周年でもあるんじゃ。その記念なのじゃ、きっと」

弟子 「さすがは師匠。読みが深い。今回、例のよって、70年代に発表した自身のソロを再演したり、はたまた、バディ・ホリー、ロニー・ドネガンなんかのカバーをやってます。しかも、オリジナルにはビートルズの曲のオマージュが含まれていたりして、遊び心も満載です。オープニングの「アンセム」なんぞ、イントロのドラムが "グラス・オニオン" の"ダダッダダッ"ですからね。いきなり、オーッってなりますね。"デイ・トリッパーのフレーズが飛び出したりして、全9曲、幸福の28分です。」

師匠 「ふむふむ。相変わらず茶目っ気が効いておる。ファンがどうしたら楽しめるのか、それが念頭にあるんじゃ。しかし、どこをどう聞いても相変わらずリンゴ節じゃのう。ドラムも聴いたらすぐリンゴちゃんのドラムって分かる。しかし、28分のアルバムとは。。短いが、やりたいこと、言いたいことを短時間でさっと済ましてしまう。潔いのう。あと、最近は「リヴァプール」っていう単語が歌詞に出てくることが多くなったな、リンゴちゃん。一種の哀愁か?ま、それでも、相変わらずの究極のワンパターン、しかも聴いてすぐに分るリンゴちゃんの声。リンゴちゃん、好きよ。」

弟子 「ですから、気持ち悪いですって、師匠!。プロデュースも自身でやってます。」

師匠 「ふむふむ、今までがウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズの人じゃったから、そういう人たちからプロデュースの技も吸収したのじゃろう。」

弟子 「さすがは師匠。今まではプロデュースされることを楽しんでいた節がありましたが、じゃあリンゴ・スターを自身でプロデュースしてやろうじゃないか、という感じですかね。」

師匠 「よっ!、弟子よ、お前もなかなか鋭い指摘をするようになったのう。誉めてつかわすぞ。師匠として嬉しいぞよ。ふむふむ。その自分の役割、リンゴスターとしての役割というのをよく理解してて、的確で、的を得たプロデュースをしておる。よく分ってるのじゃろう、自分のことを、リンゴちゃんは。。」

弟子 「お褒め、ありがとうございます、師匠。しかし、会話、いつまで続くんでしょうね?」

師匠 「ふむ、この形式で対話するのは久々じゃが、会話が弾むのう。今後、この形式でブログするのはどうじゃ?」

弟子 「はい、師匠。いいんですが、都度入力の際に、弟子、師匠、「」を入力するのが、結構めんどくさいんです。趣向を変えてみましたが、次回から今まで通り書きましょ。読んでくれてる人も読みにくいと思いますよ。」

師匠 「コラっ、オチが早い!みろ、1行余っちゃったじゃないか・・。」
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↓「WINGS」/RINGO STARR(2012)
http://www.youtube.com/watch?v=Tu7qpQFGXZ0
↓1977年の「WINGS」オリジナルヴァージョン
http://www.youtube.com/watch?v=W66wXkVRauo&feature=related
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by hirowilbury | 2012-01-31 19:00 | ビートルズ

ちょうどビートルズが1966年冬に「サージェント」の録音に入った頃にレコーディングされた英国映画「ファミリー・ウェイ」(邦題「ふたりだけの窓」)のサントラ。
映画自体1967年に公開されて、英国独特のドタバタ喜劇であって、内容はそんなに面白かった記憶がないのだけれど(苦笑)。でも当時の英国の雰囲気がよく伝わる映画だった。
今はDVDも廃版なのかな?

小生にとって重要なのは、やはりこのサントラ、ということになる。
ビートルズ、としてではなくて、なんとポール・マッカートニーが単独で手がけていて、ビートルズがグループとして現役時代でありながら、ビートルメンバーが手がけた最初の「ソロ」という事になる。
といっても、ポールは作曲のみであって、アレンジは例によってジョージ・マーティンで、ポールは演奏には参加していない。
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作曲だけなので、どうっていう事はないのかもしれないけれど、ポールがゲストで他人のレコードに参加していて、少しでもバックコーラスなんかでポールの声が聞こえただけで「あ、ポールの声だ、ポール」となってしまうミーハーなポールファンの小生としては、十分なのである。
ポールがゲスト参加しているのであれば、ポールの声が聞こえてきて、あたりまえなのだけれど(笑)。

重要なのは、ビートルズ現存中に、ポールが単独でグループ以外の仕事を請けて、それを発表した、ということ。
ジョンは、後々までこれを根に持っていたらしい。ジョンはやきもち焼きだからね。
それに対して、ポールって悪気がなくて、天然だから(笑)。

で、内容なのだけれど、「映画の中に流れるBGM」といった感じで、全てインストゥルメンタル。
しかもオリジナルは全部で13曲入っているのだけれど、シングルになった(映画の主題歌?いや、歌がないから主題曲か・・)「ラヴ・イン・ジ・オープン・エア」以外は、全曲タイトルが付けられていない。
曲名がないので、説明しづらいっちゃありゃしないのだけれど、4曲目から6曲目、なんぞは、このあと製作に入るアルバム「サージェント~」でのホーンの使い方、「シーズ・リヴィング・ホーム」のバッキングの予習見たいな感じもするし、なんとも、全曲、随所にポールらしいメロディが登場するので、やはり聞いていてハッとする箇所が多い。
ボーナスで収録されている、シングル曲「ファミリ-・ウェイのテーマ」なんぞ、まさに「サージェント~」、「マジカルミステリーツアー」での予行練習。
http://www.youtube.com/watch?v=d84w9x0FNgo

さすがポールなのである。


一番面白くないのがシングルで主題曲の「ラヴ・イン・ジ・オープン・エア」かな?(苦笑)
なんか、日本の70年代の昭和歌謡みたいなアレンジになっちゃってて、イントロが始まった瞬間、いしだあゆみとか、西田佐知子とかがマイクをもってステージの袖から出てきそうな雰囲気である(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=GstML1HEt6Q&feature=related
ま、これはこれで悪くないんだけれど、ポールが作曲した、というものでなければ、小生の記憶からなくなっていってただろうな、きっと。

長い間アルバムは入手困難であって、去年初めてCDになって、アルバムは全体を通して初めて聴いた。昔ブートで聞いたときは、そんなに印象に残らなかったけど、今回聞きなおしてみたら、良かったです。

あ、間違ってもこれは「ビートルズ」「ポールマッカートニー」の副読本的なアルバムですので。念のため。
今日はこれでおしまい。
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by hirowilbury | 2012-01-21 18:00 | ビートルズ

ジョージハリスンの生涯を描いた映画「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」が昨年映画館で上映されて、それがDVDとブルーレイ、未発表バージョンがCDになったものがセットになって発売された。
小生は、昨年、なんばのマルイの映画館で観たのだけれど、個人的には知っているエピソードが多かったけれど、しかし新事実もあったり、見たことのないフィルムが挿入されていたりして、内容には満足した。
確かにマニアの視点で言うと、正直、もっと期待していた部分もない事はない。
しかし、未亡人であるオリヴィア公認の映画であるし、オリヴィアは勿論、ポールだって、リンゴだって、息子のダニーだってちゃんと出演している。他人があれこれ言う必要はないように思う。
公式なドキュメンタリーとしては十分ではないか。
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しかし、映画を見たファンの中には「物足りなかった」とか色々賛否両論みたい。
だけれど、この映画はマニアに向けた映画ではなくて、一般のファンに対しても公開されている、公式なドキュメンタリー映画なのである。大衆に向けて発せられた、ジョージの生涯を描いた映画なのである。マニアだけが満足しては行けない、観た人を納得させなければならない。
そういう点で言うと、小生は、内容は十分合格点だと思っている。

しかし、1966年に撮影されたと思われる、シタールを修行しているジョージの写真とフィルムは素晴らしい。とにかく、月並みだけれどかっこいい。

あと、リンゴが、ジョージの最後をインタビューで語りながら、思わず感極まって泣き出してしまう所は、小生も思わず泣いてしまった。

それにしても、インタビューを受けてジョージを語っているメンバーの数名が既に故人になっているのも、何ともいえない気持ちになってしまった。

↓映画の予告編です。
http://www.youtube.com/watch?v=AGMMXK-661M
改めて、年末に届いたDVDを観て、未発表曲とか未発表デモが含まれているこのボックスセットでないと聴けないCDを聴いて個人的には楽しもうと思っている。
CDに入っているジョージがアコースティックギターで歌う「レット・イット・ミー・ビー」のエヴァリーブラザーズのカヴァーと、「オール・シングス・マスト・パス」のデモは素晴らしい。
僕は毎日、通勤時聴いている。
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by hirowilbury | 2012-01-14 22:28 | ビートルズ

謹賀新年

今年もよろしくお願いいたします。
という訳で、今年最初に我が家に鳴り響いたのはビートルズ「ザ・ビートルズ」。
通称「ホワイトアルバム」2枚組、1968年発表。
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今まで何度このレコードが、小生のターンテーブルに乗ったことだろう。
数えたことはないのだけれど、おそらく数千回は越えているものと思われる。
いや、数万回かもしれない。
現に、最初に買ったホワイトアルバムの盤面は聴き過ぎて、モロモロになっているように思える。
パチパチとかノイズが入る。
今まで何度も書いてきたけれど、レコードは針を置いて、それが自分の人生と重なると思っているので、それはそれで良い。気にならないし、気にしない。

毎回このレコードを聴くたびに思うのだけれど、前作「サージェント」と、この「ホワイトアルバム」の間は、発表から1年ほどしか開いていない。その間、「マジカルミステリーツアー」なんかも作っているのだから、実際1年も開いていないと思われる。
しかし、このレコードの製作に入ったときには、すでにビートルズはバラバラだった。
最初にこのアルバムを聴いたとき(1983年頃。勿論後追い)、ジョンの「アイム・ソー・タイアード」、「ヤー・ブルース」のシャウト、ポールの天才的な必殺メロディ「アイ・ウィル」を堪能した代わりに、ビートルズがこのレコード中に存在していない様な、感触を覚えた。小学3年の冬のこと。
ジョン・レノン&ビートルズ、ポール・マッカートニー&ビートルズ。
結局各自のソロに、ビートルズというバックが務めている。そんな楽曲の数々。
しかし、それを4人はアルバムタイトルに「ザ・ビートルズ」という自分たちの名前を付け、一つの作品として仕上げたのだろう、きっと。
楽曲ごとにビートルズではなく、アルバム全体でビートルズ、という感じで。
ビートルズがいよいよソロアーティストとして、羽ばたこうとしている感触を覚えるアルバムなのである。
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小生は毎年、このアルバムのジャケットみたいに、年の初めには真っ白になって、原点回帰を目指すのだけれど、今年も懲りずに、このアルバムからスタートです。
発売当初は散漫だのなんだと叩かれたみたいだけれど、小生は、これを棺に入れていただきたい。

今年もよろしくお願いします。

↓「YER BLUES」
http://www.youtube.com/watch?v=rDCu1UjezDc&feature=related
↓「I WILL」
http://www.youtube.com/watch?v=8eV1jJa6jJE&feature=related
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by hirowilbury | 2012-01-03 13:07 | ビートルズ

今日は久々に振り替えで休みだったので、コートを買いに出かけた。
大体、小生が所有している服は、暑い時に着るものか、寒い時に着るもの、極端に分かれる。
なので、春先とか秋口に着るものには困ってしまう。
春先に冬物を着ると暑すぎるし、秋口に夏物を着ていると恥ずかしい。
なので、間の間に着るコートを買った。
これなら大丈夫だろう。当分。

元々寒いのは嫌いではないので、寒くても苦にはならない。
よっぽど、夏のほうが苦手であって、夏なんて脱いでも脱いでも暑い。
冬は着ればよい。
その中間の秋が一番好きなのだけれど、今まで秋物を持っていなかったのが不思議である。
多分、秋口の一番良い時期に仕事に追われて、プライベートを過ごす時間が少ないからだと思われる。
毎年、ふっと息をついたら冬になってしまう。

冬になるとビートルズを聴くようになる。
今まで理由はあまり考えた事がなかったのだけれど、よく考えてみると、小生のビートルズ人生は殆どが冬に起こっていることがわかる。
小生がビートルズを意識して来た時間をリアルタイムで追ってみると、
・ウィングス来日公演中止・ポール逮捕(1980年1月)
・ジョン・レノンの死(1980年12月)
・ポール日本のテレビ出演(1987年11月)
・ポール来日(1990年3月)
・ジョージ来日(クラプトン競演)(1991年12月)
・ポール再来日(1993年11月)
今思いついただけでこれだけあって、殆どが寒い冬の時期である。
そして、
・ジョージ・ハリスンの死(2001年11月29日)
となる。

小生に限らず、ビートルズは冬、というイメージがある人は多いのではないかと思われる。
ちなみに、個人的にも今でも交流のある友人も、ジョンレノンの追悼コンサートで出会ったので、1992年12月8日、ということになる。

今日はジョージが亡くなって10年。
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1日ジョージのアルバムを出して聴いているのだけれど、この人のレコードを聴くといつも元南海、元ヤクルト監督の野村克也を思い出す。
「長嶋がヒマワリなら、自分は月見草」という言葉。
これは、ジョージにも当てはまるように思われる。
ジョン、ポールを長嶋とするなら、ジョージは野村克也。
長嶋(ジョン・ポール)の天才的なひらめき、才能ではなく、人生を悟ったような感触。

今日は1日ジョージです。
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by hirowilbury | 2011-11-29 14:08 | ビートルズ

なぜこの2枚なのだろう?
アーカイブとして、自他共に認める『バンド・オン・ザ・ラン』が第一弾として選ばれたのは万人が納得すると思われる。
しかし、第2弾がなぜポールファンにとっては『踏み絵』的なこの2枚なのか、正直分からない。
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『McCartney』も『McCartneyⅡ』も共通項がたくさんある。
①1970年発表というのと、1980年発表であって、年代の変わり目に発表されている。
②2枚とも全て、ポールがほぼワンマンで制作していて、完全なソロである
 (一部リンダがコーラスも担当、というのも同じ)
③お遊び的要素、自分のスタジオでのレコーディングテスト的な要素がある。
④そして、2枚とも『バンド崩壊』寸前での発表である。
 (しかし、実際にはまだ解散していない時点での発表である)
思いつくところは、もっとある。しかし、一番強い要素理由は、④ではないかと思われる。

『McCARTNEY』はよく知られているように、ビートルズが存続中の1970年4月に発表された。
発表の1週間前の4月10日にはポール自身がビートルズ脱退を宣言しているので、勿論だけれど、その前に制作されている。
前にも書いたけれど、世間の期待は大きかった。あのビートルズのポール初のソロアルバムであって、世間は固唾を飲んで見守った。
しかし、蓋を開けてみると、「あのビートルズのポールマッカートニー」とは思えない、ラフでシンプルで、未完成なアルバムであった。
確かに、聞いていると、ビートルズから完全に孤立して、気の毒になってしまうほど、ラフであって、当時一般のファンが聞いたら、ポールはどうしてしまったのだろう?という出来である、正直。
しかし、ポールはこのアルバムを愛した。そして、ポールの熱心なファンも、このラフなアルバムの中に、ポールの光るところを見つけてビートルズがいなくなった現実に希望を持とうとした。
結局、このアルバムは売れたけれど、世間からは大批判を浴びて、今では信じられないけれど、ポールは1人になったら何も出来ない、と言うくらいの評価になった。
しかし、ポール自身、このアルバムの中にこれから自身が1人でやっていくに当っての音を見つけたのであって、それに気づいたファンも世の中にはたくさんいた。
ポールが好き、嫌い、はこのアルバムの評価で決まると思われる。
ここから、ポールはもう一度再スタートを切って、ここからまた自分の曲を磨き上げていって、再度トップに登りつめる事になる。
今回初めて見る、当時の写真がたくさん入っている。それが美しい。
見ていてむさ苦しいくらい、髭面で不健康そうなポールがたくさん写っているけれど、とにかく、安らぎを求めていたポールの当時の心境が手に取るように分かる、思わず何回も写真を見直してしまった。
2枚ともに共通して言えることだけれど、もう少し、気合いを入れて本気でアレンジしたり、作りこめば、世紀の名曲になり得るものがたくさんあるのに、あえてそれをしないポールというのは、本当に天才なのだな。名曲だってことに気がついていないのかもしれないな。
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10年後に発表された『McCARTNEYⅡ』も完全にワンマンレコーディングされたものである。
しかし10年前の『McCARTNEY』と違うのは、ウィングスというバンドがまだまだ現役であって、一旦お休みしてソロ・アルバムを発表した、と思われていたことだろう。
これはポール特有のお遊びであって、次はちゃんとウィングスのニューアルバムが出る、と世界中誰もが信じて疑わなかった。しかし、結局、このアルバム以降、ウィングスは自然消滅してしまう。
このアルバムが出たあとに、あの悪夢の12月8日がやってきたことが大きい。
しかし、今回、びっくりしたのは、未発表のフォトの以下の写真があったことである。
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ちゃんと『バク・トゥ・ジ・エッグ』当時の、小生が一番好きなウィングスのメンバーの写真が、このアルバムのポールと同じショットで撮影されているのだ。
と言うことは、もしかして、このアルバムの制作に入った当初は、ウィングスのアルバムとして作り始めていたのではないか?と思った。
ポールは元々『プライベート録音であって、発表するつもりは無かった』と語っていたけれど、本当のところどうなのだろう?
ポール版YMO、といわれるくらい、シンセを多用した、お遊び要素が強いのだけれど、結局、途中でソロアルバムに変更した、ということなのかな?
お遊びと言えども、しかし、しかし、やっぱり名曲が多いのだな、これが。

『ワン・オブ・ジーズ・デイズ』なんぞ、なぜもっとしっかりアレンジしなかった、えっ!、しっかりしろ、ポール!と、ポールに実際に会う事があれば、その辺丁寧に真摯にぺこぺこしながら質問して聞いてみたい。
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それぞれ、CD2枚+DVD、CD3枚+DVDという仕様なので、じっくりボーナスCDも聞き込みたいと思っている。

一般の評価は低いのだけれど、おそらく2枚ともポール自身愛着があるから、今回第二弾のアーカイブにあればれたのだろうな、きっと。
僕もスキです、この2枚。
ああ、ポールちゃん、好きよ。
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by hirowilbury | 2011-06-14 23:27 | ビートルズ

ソー・バッド

1983年の『PIPES OF PEACE』収録の名曲。
当時、アメリカではシングルカットされてビルボード23位を記録。
(本国英国ではB面の『PIPES OF PEACE』がA面として発売されて全英1位を記録)

アルバムからの第一弾シングルがM.ジャクソンとの『SAY SAY SAY』の後だったので、非常に地味なヒットに思えるかもしれないけれど、曲としては、こちらの方がよっぽど好きである。
『LONDON TOWN』収録の『GIRL GRIEND』同様、マイケルにプレゼントすることを前提で書いたような、美しい曲である。
こういう風に、時折、信じられないような美しい曲を何食わぬ顔で作ってしまうポールには、やはり参ってしまう。。

とにかく、当時放映されたこの曲のPVは、異常なカッコよさである。
リンゴがドラムで参加しているのも興奮した。
そして、ポールのベースは、やはりリンゴのドラムによく合う。
この絶妙の『間』は独特で、「あうん」の呼吸と言うのはこのことを言うのだ。

『SAY SAY SAY』がM.ジャクソンとのデュエット、と言うことで、曲と同じく、PVも非常にお祭り的なものであって、企画色が強かったのに対して、この曲は、本来のポールの美しい作風の曲で、PV自体も非常にシンプルで、ポールは勿論、リンダも非常に綺麗で表情がいい。
そして、タッグ・オブ・ウォーあたりから、ポールの参謀役として参加していた、元10CCのエリック・スチュアートも親分を前に少し控えめだけれど、しっかりポールを支えている。
エリックの存在は、ジョンを亡くして非常に孤立感を感じていた当時のポールにとっては、非常に心強い存在だったと思われる。
(1986年のアルバム『PRESS TO PLAY』では遂にポールの『共作』するにまでなった)

この曲は、当時日本でもシングルカットされて、個人的に好きでした(今でも)。
ポールはヘフナーもいいけど、ネックの長い、リッケンバッカー・ベースが似合うなあ。。
↓是非見てね。
http://youtu.be/P4ys4auEDfY
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by hirowilbury | 2011-06-11 21:41 | ビートルズ

ポールのDVD『ポールマッカートニー・アンソロゾー』という3枚組DVDが好きである。
ライヴDVDもたくさん出ているけれど、その殆どが2000年代に入ってからのものであって、逆にこういうプロモーションフィルム(フィルムっていわねーか、今は・・)を集めたDVDというのは、ファンとしては待望のというDVDなのである。
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とにかく、ポールにはPVがたくさんある。
これは3枚組みなのだけれど、まだまだ未収録のものがたくさんある。
出し惜しみしないで、全て出してね、ポールちゃん。
ファンはちゃんと買うんだから。

DVDはディスク1が1970-1983、ディスク2が1983-2005、そしてディスク3がライヴ・コレクションという風に、ちゃんとコンセプトが決められていて、観るこちらもちゃんと心構えができるようになっている。
ライヴ・ビデオでは(DVDか・・)『ROCKSHOW』とか『UNPLUGGED』なんかも入っていて嬉しいのだけれど、勿論完全版ではなくて、一部しか入っていない。
出し惜しみしないで、全て出してね、ポールちゃん。
ファンは勿論ちゃんと買うんだから。

好きなPVはいっぱいあるのだけれど、中でも1987年の『ONCE UPON A LONGAGO』のPVが昔から好きだ。
この曲は、当時発売されたベストアルバム「ALL THE BEST」の英国盤と日本盤に収録された、新曲であって、ポールからの素敵なクリスマス・プレゼントだったのだ。
今思ったのだけれど、この曲はアメリカでは発表されたのだろうか?
英国ではベスト10ヒットになったけれど・・。

当時のポールは、どうなんだろう。
やはりスランプだったのか。

曲自体もポールが手癖でさっさと仕上げてしまったみたいな所があって、取り立ててポールの歴史に残るような名曲ではないと思う。しかし、やはり音楽というのは、その時に聞き手にどう伝わったか、なのである。この曲を聴くと、当時を鮮明に思い出す。

とにかく、小生はポールの新曲に飢えていた。
前の年に、かなり力を入れて作った佳作「PRESS TO PLAY」を出したのだけれど、見事チャート上ではズッコケテしまって、ポールの往年からの評価ももう一つだった。(小生は好きでした)
話題になった割には、評価低かったなあ・・。

そこで、ポールは自分のスタッフ陣をかなり入れ替えて、心機一転、じっくりアルバムを作成することにする(それが起死回生の名作『FLOWERS IN THE DIRT』ね。このあたりの復活劇を思い出しただけで、ポールファンは涙が出そうです・・)

この曲は、当時の製作中の新曲だったのかどうか、は正直わからないのだけれど、しかし、出たときは聴きまくりました。

何度も言うけれど、曲はポールの中では平均、並み。普通。ポールの才能では。
しかし、個人的には思い入れの強い曲です。
ワンス・アポン・ロング・アゴー。1987年。小生中学2年生のクリスマスでした。
↓是非観てね
http://www.youtube.com/watch?v=yBsSUptatMw
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by hirowilbury | 2011-06-04 20:50 | ビートルズ

昔出していた自主出版紙に、当時このアルバムが発売された1993年にレビューを書いたことがあるのだけれど、ちょうど89年の『フラワーズ・イン・ザ・ダート』で80年代の不振を一掃してくれて、しかもウィングス以来、ソロとしては初めてのワールド・ツアーに出て、小生なんぞは、高校生の身でありながら、学校を休んでツアーを2日みた。
オープニングでフィルムが流れて、「NOW」の文字とともにステージに現れたポールを見て、涙が止まらなかった。
ステージに向って「ポールだ、ポールだ、ポールだ!」と叫んでしまった。ポール・マッカートニーのコンサートにポール・マッカートニーが登場して当然なのだけれど。

ツアーが終わって、「ツアーを通して、ファンが望んでいる曲が分かった。次のアルバムはそれを想定して制作している」というニュースが伝わってきて、来る日も来る日も待ち焦がれて、ようやく発売されたニューアルバム。1993年2月でした。

↓アナログ盤は、ジャケットの縁が白枠になってます。CDより、音がいいです。
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1stシングルにもなった「ホープ・オブ・ディリバレンス」はポールらしい前向きな歌だし、「ザ・ラヴァーズ・ザット・ネヴァー・ワー」はリズミカルでメロディックでキャッチーな、僕らの大好きなポール・マッカートニーであって、美しい「ゴールデン・アース・ガール」や「アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ユー」も僕らが知っている美しいポール・マッカートニーだった。
こんな、充実感を味わったのは、前作「フラワーズ~」、もっと遡れば「タッグ・オブ・ウォー」以来、となる。

このアルバムで、ポールは明記すらしなかったけれど、自分のツアーバンドメンバーだけでレコーディングしている。そういう意味では前途のアルバムは多彩なゲストを迎えて作成されていて、このアルバムは現役感覚にあふれている。充実度は比較できないけれど。

当時びっくりしたのが、録音された曲の多さである。
シングルが切られる度に、カップリングされているのは、アルバム未収録曲ばかりなのだ。
「キックト・アラウンド・ノーモア」なんぞ、カップリング曲にしておくのが勿体無い、アルバムに収録しなかったのがもったいないくらいの名曲だし。

アルバムには12曲のみだけれど、シングルカットが4枚されていて、当時流行ったマキシシングルのカップリング(3曲)は全てアルバム未収録曲だった。
それくらいこの時期はポール自身が充実していた、と言うことなのだろう、きっと。
(蛇足だけれど、日本盤のマキシシングル「オフ・ザ・グラウンド」はリミックス・ヴァージョンになっていて、未収録曲目当てに購入した、小生は最初聞いたとき、びっくりしてしまった)

中々日本にはマキシが入ってこなかったので、シングルカットが発売されると、CD屋を探し回ったのを懐かしく思い出す。その後、未収録曲を全て収めた「コンプリート・オフ・ザ・グラウンド」ってのが出て、自分で笑ってしまったけれどしかし、それはそれでいいのだ。

↓苦労して集めたマキシシングル。当時はまだ純粋な英国盤で「EMI SWINDON」
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↓苦労して集めたのに・・。未収録曲も全て収録された「コンプリート・オフ・ザ・グラウンド」
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90年代、ポールが発表したアルバムは、91年「オフィシャル・ブートレッグ(アンプラグド)」、「CHOBA・B・CCCP」(カヴァーアルバムで1987年に旧ロシアで発表されたもの)、93年の「オフ・ザ・グラウンド」、「ポール・イズ・ライヴ」、96年の「フレイミング・パイ」、99年の「ラン・デヴィル・ラン」(リンダに捧げたカバーアルバム)、と言うことになるのだけれど、その中でも、このアルバムの充実度はずば抜けていて、今でもちょくちょく聴いている。
なにせ、ポール自身が充実していて、写真をみてもかっこいい。
バンドとベーシック部分はライヴで録音したのも良かったのだろう、きっと。
リンダの声がたくさん聞こえるのも、良い(事実上現役としてリンダが参加したアルバムは最後だろう)。

当時狂喜して聞きまくったアルバムである。世間的にはあまり評価は高くないのかも知れないけれど、ポールを好きな人なら、小生の言いたいことが分かってくれると信じている。

CDも買ったけれど、この頃のアナログ盤はまだ純粋に「英国製」で音がいいのね。
今でもよく聴くのはアナログ盤です。
「ピース・イン・ザ・ネイヴァーフッド」がB面の1曲目ってのが違和感あるけど(笑)
↓sideAは青が基調、sideBは黄土色が基調。
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↓美しい。。僕らが知っているリズミカルでキャッチーなポールの名曲
http://www.youtube.com/watch?v=NwPkQJu6nuQ&feature=related
↓90年版「アイ・ソー・ハー・スタンディングゼア」かな?ポールのベースが、か、かっくいい!
http://www.youtube.com/watch?v=AKKNETjJqTA&feature=related
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by hirowilbury | 2011-05-28 17:14 | ビートルズ