明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
いつも沢山のアクセスを頂き、ありがとうございます。

年内には一度更新しようと思ったのだけれど、中々実現せず新年明けてしまいました(笑)。

帰省したのはちょうど昨年の正月だからちょうど1年ぶり。
今年は雪が降らなくて、スタッドレスタイヤを履くも、活躍の場はなく。。
兵庫の北部は今日辺りから雪が降るみたいなので、間が良かったと言えば良かったのだけれど、少しほっとしたような、がっかりしたような。。

今年もいつもと変わらない正月になった。
車でブラブラと市内を走り、自分にとっては地元なので観光地ではないけれど、ちゃんと観光地として機能していることを城崎に行って確認して、自分が生まれた生家も確認して、高校の同窓会に行って、ダウンタウンのガキ使を観て、年越しそばを食べて、おせちを食べて、親戚へ挨拶へ行って、お酒を飲んで、カラオケを歌って、それから帰りにとんねるずのWBCメンバーとの野球対戦を見ながら帰宅。

こういう風にいつもと変わらない田舎の正月が一番である。

帰省中も寝るときになったら聴いていたのが、ポール・マッカートニー&ウィングス、1978年の名作「LONDON TOWN」。そして、田舎から帰ってきて、今年最初にターン・テーブルに乗ったのがこの「LONDON TOWN」である。

↓1978年ウィングス「LONDON TOWN」
a0189732_15565411.jpg

↓付属のポスターより。内容は非常に英国的、しかしアルバムはアメリカヴァージン島に浮かぶヨットの上で気分転換も兼ねてレコーディングされた。
a0189732_1602347.jpg


ポールの作品の中では比較的地味で、大きく取り上げられる事も少ない。
しかし、小生にとっては着慣れたセーターみたいに、非常に愛着がある。
「BAND ON THE RUN」や「VENUS AND MARS」みたいに、煌びやかな大傑作でもない。

↓予約だけで200万枚を記録した大ヒットアルバム、1975年「VENUS AND MARS」。これはアメリカオリジナル盤。
a0189732_16332059.jpg

a0189732_16333028.jpg

↓全曲聞けます。「VENUS AND MARS」/WINGS
http://www.youtube.com/watch?v=Zc1Ygaz2v1g

「LONDON TOWN」は、どこか未完成で、突貫工事みたいなところがあるけれど、しかし、全編非常に英国的な匂いを感じる着慣れたセーターみたいなレコードである。
なので数あるポールのソロの中でもターン・テーブルに乗る機会が多いアルバムである。

まず、ジャケットが良い。
ちょうど絶頂期ウィングスが全米公演で頂点を極めて、母国であるロンドンに帰ってきてポールが「やっぱり故郷はいいなあ」という表情を浮かべていて、それがカラーではなくて、モノクロでリンダ・マッカートニーと共に撮影されている所が良い。
イメージではロンドンはモノクロなのである。カラーではいけない。
靄がかかったロンドンはモノクロなのである。

↓一番左、デニーレインは合成ですね(笑)
a0189732_1712062.jpg


↓ジャケット裏はカラー。当初のアルバムタイトルは「WATER WINGS」と名づけられてました。
a0189732_1631398.jpg


しかし、外国の地名をタイトルにするとなんでこんなに絵になるのだろう。
これがもし東京だったら、演歌みたいである。
豊岡だったら柳祭りみたい。
奈良であれば大仏。
大阪とつけたら、雨の御堂筋か(笑)。
「ロンドン・タウン」と言われるだけで、もう霧が立ち込めて少し肌寒い街が目に浮かぶ。
鳥がさえずり、太陽は昇っても、霧が漂っている街。
おお、インターナショナル。

↓WINGS「LONDON TOWN」
http://www.youtube.com/watch?v=S91wLZBPtM4

さっきも書いたけれど、このアルバムの前にポール・マッカートニー&ウィングスは、念願の全米ツアーで全米制覇を果たして、凱旋帰国。
1974年頃から続いた「アメリカの旅」から帰国した。その間、ニューオリンズ、ナッシュビルなんかでその地の音楽を吸収して、それを作品にしちゃったのもポールのすごいところなのだけれど、世界を回ってようやく母国に帰ってきた。
そして帰ってきて発表したレコードが「LONDON TOWN」である。

おそらくツアー中に書き溜めた曲が次々に録音されていったのだろう。
レコーディング途中、ギタリストのジミーとドラムのジョーの脱退、リンダの出産があったので、実質的にデニーレインとポールふたりで仕上げたレコードなので、基本的に「ブリティッシュ色の強い」レコードである。

今までウィングスでは片腕的な存在だったデニーと共作している曲が含まれるアルバムはこれが唯一のものである。
慌ただしかったツアーを終えて、じっくり腰を据えて曲を作りたかったのだろう。

このアルバム以降、ポールは音楽を難しく考えることが無くなったように思える。
自分の音を、素直に出すようになった。堅苦しくなくて。
このレコードの帯にも書いてあるポールの言葉。
「重要なのは音楽が好きかどうかということ。」
要するに、これが好きかどうかということ、なのである。

ふむ、小生、少し何事も難しく考えすぎていたか。
音楽は楽しければ良いのである。
音楽以外も同じく。
楽しく毎日を過ごさなければならない。

↓レーベルもロンドン・タウン(笑)
a0189732_16283723.jpg


ポールという人は共作を好む。
自分一人でやれば十分立派な、標準以上のものができてしまうのに、あえて。
それに共通したミュージシャンがエルヴィス・コステロである。
後年に二人は共作するのだけれど、コステロのアルバム作りの志向とポールの志向が似ているのにニンマリしてしまう。

ポールの「VENUS AND MARS」、コステロの「SPIKE」。
同じようにニューオリンズでの音楽を吸収して、それを自分風に料理して非常にアメリカの音。
そして、それが一段落したら今度は非常に母国英国風にアルバムを作る。
ポールで言うと「LONDON TOWN」、コステロで言うと「MIGHTY LIKE A ROSE」。
そして、そのあと原点に戻るようにバンドサウンドを追いかけるようにポールは「BACK TO THE EGG」で、コステロは「BRUTAL YOUTH」である。
↓ポールとコステロの作品を並べてみると・・。共通点が。
a0189732_162327100.jpg


↓WINGSのラスト作。1979年渾身の名作「BACK TO THE EGG」。これも全曲聞けます!。
http://www.youtube.com/watch?v=3yDSVM5lEY8

とにかく作品の流れがよく似ているのである。
やはり二人は兄弟のようなものなのだろう。

音楽を難しく考えていないところがいい。

昨年の初レコードはビートルズの「ホワイトアルバム」からスタートしたのだけれど、今年は「LONDON TOWN」からスタートしたい。

ロックと同じように、ポールと同じように、難しく考えず、基本から始めなければならない。

今年もよろしくお願いいたします。

------------------------------------------------------------

以下帰省時のおまけです。

↓帰省時、城崎温泉のある「大江戸」へ。温泉は行かず、バイキングを。
a0189732_1712446.jpg


↓年越しはもちろん出石そば
a0189732_1714521.jpg


↓お正月はおせちを。お餅は3日間で30個は食べました(笑)
a0189732_1722856.jpg


↓焼豚を甘辛いタレに漬け込んだ焼豚。これはお酒が進みました。
a0189732_1731578.jpg


↓カラオケに出陣。トイレに行くとこんな張り紙が。。。ww
a0189732_1734474.jpg

[PR]
by hirowilbury | 2013-01-03 17:16 | 日記

嫌いじゃないですよ

この歌を聴いて、挨拶をする子が増えたって話も聞きます。
音量に気をつけてください。
♪ポポポポ~ン

http://www.youtube.com/watch?v=dXD-KzMzcQI
[PR]
by hirowilbury | 2011-05-04 18:50 | 日記

出石のうどん

先日帰省する機会があったので、昔からある出石の「竹林亭」という国道沿い
の店に行った。
その店は、亡き親父が、昔、食器とか業務用の調理機器の会社をやっていた時に、
殆どの食器や機材を納入してくれたお得意さまだった。
昔はよく親父に連れてきてもらったのだけれど、先日約30年ぶりになるであろう、
立ち寄ってうどんを食べた。
すると外の駐車場で、大将が小生に向って「昔はこんな小さかったのになあ・・」
と手振りで腰辺り位のところでジェスチャーをして迎えてくれた。

出石と言えば、誰もが「出石そば」を思い浮かべるだろう。
実際に、出石の町に行ってみると、蕎麦ばかりであって、うどんが食べられる店
というのは殆ど見当たらない。
なので、ここの大将も、あえてうどん屋さんを出石で経営されたのだと思われる。

そこでうどんを頼んだ。
すると、同席していたオフクロが「このうどんは、このお店が開店したときに、
ここの大将がうちの会社でうどんを打つ機械を購入してくれたんだで。その時お
父さんはうどんに関しては素人で、ここの大将と一緒に二人で香川の讃岐まで行
って、一緒にうどんの打ち方を勉強してきはったんだわ」
という話を聞いた。

まさか、このうどんが?
このうどんはここの大将と親父の合作、という事になる。

正直、美味しかった。なぜか懐かしかった。泣きそうになった。
こんなところに親父の遺したものが眠っていたとは。。

結局、自分の店で、モノを買ってもらっても、使い方とか、使ってどうなるのか?
と言うことが分からなければ、納得できないという親父の性格を思い出した。
見習いたいと思う。
a0189732_2150367.jpg

[PR]
by hirowilbury | 2011-05-02 21:51 | 日記